東京株式(大引け)=914円安、後場にリスクオフ加速し大幅反落


 4日の東京株式市場は日経平均株価が大幅反落。前週末に急騰した分を先物主導の売りで9割方帳消しにする下げとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比914円14銭安の5万1497円20銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は30億5738万株、売買代金概算は8兆7044億円。値上がり銘柄数は852、対して値下がり銘柄数は716、変わらずは47銘柄だった。

 きょうの東京市場は前場の取引では日経平均が前週末終値を挟んでプラス圏とマイナス圏を往来するはっきりしない値動きとなったが、後場に入ると急速にリスクオフの流れが強まった。結局900円あまりの下落で安値引けとなった。前日の米国株市場ではNYダウが反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が続伸したことで、前場は半導体関連などが牽引する形でプラス圏で推移する場面もあった。しかし、その後は軟調な米株価指数先物の値動きなどを横目に買いが手控えられ、大口の売りに対する受け皿がなく大崩れする格好となっている。機関投資家のポジション調整の売りに先物絡みのインデックス売りが加わったほか、外国為替市場で取引時間中に急速にドル安・円高方向に振れたことも嫌気された。売買代金は8兆7000億円台と高水準が続いている。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安、アドバンテスト<6857.T>の下げも顕著。イビデン<4062.T>、フジクラ<5803.T>なども下値を探った。ファーストリテイリング<9983.T>も安い。ソシオネクスト<6526.T>はストップ安に売り込まれた。SCREENホールディングス<7735.T>が急落、ロードスターキャピタル<3482.T>、ネクセラファーマ<4565.T>、GMOインターネット<4784.T>なども大幅安となった。第一三共<4568.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>なども大きく水準を切り下げている。

 半面、レーザーテック<6920.T>が大商いで急上昇、東京エレクトロン<8035.T>も堅調。住友電気工業<5802.T>が活況高。ニデック<6594.T>も買いが優勢となった。サンリオ<8136.T>も物色人気。TOB対象のブレインパッド<3655.T>が値幅制限いっぱいに買われたほか、住友ファーマ<4506.T>、平河ヒューテック<5821.T>、CIJ<4826.T>などがストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS


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