特殊陶が大幅3日続伸、配当予想の増額修正と720万株を上限とする自社株買い発表を好感


 日本特殊陶業<5334.T>が大幅高で3日続伸し上場来高値を更新している。10月31日の取引終了後に、26年3月期配当予想の中間・期末各91円の年182円から中間・期末各93円の年186円への増額修正と、上限を720万株(自己株式を除く発行済み株数の3.62%)、または300億円とする自社株買いを発表しており、好材料視されている。自社株の取得期間は11月1日から来年10月31日までで、取得した全自社株は消却を予定している。

 同時に発表した9月中間期連結決算は、売上高3511億7100万円(前年同期比8.2%増)、営業利益719億9100万円(同0.4%減)、純利益537億5600万円(同6.7%増)だった。自動車関連で新車組付け用製品の販売が増加したほか、SPE事業で生成AI関連用途での需要増や先端ロジック半導体向けの販売が堅調に推移。ただ、円高進行による為替変動の影響を受けて、営業利益は減益を余儀なくされた。

 なお、26年3月期通業績予想は、売上高6880億円(前期比5.4%増)、営業利益1300億円(同0.3%増)、純利益900億円(同2.8%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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