<注目銘柄>=りたりこ、就労支援事業は来期再拡大へ


 LITALICO<7366.T>は、10月27日に発表した9月中間期連結決算で営業利益が20億8000万円(前年同期比2.1倍)と好決算だったことを受けて急伸したが、その後は冴えない動きとなっている。好実態に対して時価水準は評価不足であり、早晩見直しへ向かいそうだ。

 上期決算で明らかになったのは、児童福祉事業の順調な回復と就労支援事業の出店再拡大に向けた取り組みの着実な進展だ。児童福祉事業は新規に11施設を開設する一方、短時間中心の支援プログラムへの回帰で施設稼働率が安定化しており、セグメント損益が前年同期の5億1500万円の赤字から1億7600万円の黒字へ回復した。

 一方、就労支援事業は、新規利用者が順調に拡大した半面、一時的に開設数を制限していることや、マーケティング投資や人材育成施策などの投資を実行したことで、セグメント利益は前年同期の22億9400万円から21億2900万円に減少した。下期も人材採用などの投資を継続する見通しで、厳しい収益状況が続く。

 ただ、就労支援事業の投資は来期以降の出店再拡大を見越してのことで、十分な人員確保を行った上で出店増加に踏み切るとして、27年3月期は20施設程度の開設を計画する。会社側では出店再拡大に合わせて、サービス価値向上による単価上昇を目指しており、中長期的な業容拡大を牽引しよう。また、プラットフォーム事業でSaaS型プロダクトを中心に契約施設数が順調に増加していることも貢献する。

 26年3月期通期では、営業利益は40億円(前期比15.0%増)を予想する。また、来期については、同50億円前後を見込む調査機関もある。決算発表と同時に、上限を30万株(自己株式を除く発行済み株数の0.84%)、または3億円とする自社株買いを発表していることにも注目したい。(仁)

出所:MINKABU PRESS


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