6日の株式相場見通し=大幅反発か、米株高を受け買い戻し局面に


 6日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い戻され、日経平均株価は大幅に反発する公算が大きい。前日までの直近2営業日で約2200円も水準を切り下げたが、前日の欧米株市場がバランスを取り戻した形となっており、これを受けて投資家のセンチメントが改善することが予想される。前日の欧州株市場は取引後半になって総じて買いが優勢となった。ドイツの主要株価指数であるDAXは堅調な米国株市場の値動きを横にらみに尻上がりに上値指向となった。仏CAC40も小幅ながら7日ぶりに上昇して取引を終えた。ロンドンFTSE100は続伸し史上最高値を更新している。米株市場では前日に大きく売り込まれたAI・半導体関連株が買い戻されたほか、好決算発表銘柄に投資資金が流入し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに切り返す展開となった。この日発表された10月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が前月比4万2000人増と事前コンセンサスを大きく上回ったほか、9月分についても上方修正された。また、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数も予想を上回り8カ月ぶりの高水準となった。これらの経済指標を受け米経済に対する不安が後退し、投資家マインドを強気に傾ける背景となった。半導体セクターなどを中心にショートカバーが顕著となり、ハイテク株の強さが目立った。これを受けて、きょうの東京市場でも前日に売り込まれた主力銘柄を中心にリバウンドに転じる可能性が高い。日経平均は前日に急落し一時5万円大台を割り込む場面があったものの、後場に入ると下げ渋る動きをみせていた。きょうは空売り筋の手仕舞いや出遅れていた向きの押し目買いの動きが一段と強まり、5万1000円台回復も視野に入る可能性がある。

 5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比225ドル76セント高の4万7311ドル00セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同151.16ポイント高の2万3499.79だった。

 日程面では、きょうは9月の毎月勤労統計(速報値)、11月の日銀当座預金増減要因見込み、10月のオフィス空室率など。海外では、英中銀の金融政策委員会の結果発表、マレーシア中銀、ノルウェー中銀の政策金利発表、9月のユーロ圏小売売上高など。

出所:MINKABU PRESS


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