7日の株式相場見通し=再び下値模索へ、雇用環境悪化を警戒した米株安に追随


 7日の東京株式市場は主力株中心に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は反落する展開が予想される。ここ日替わりで上下に荒れた値動きが続いているが、前日は3日ぶりに大きく切り返したものの、取引時間中は買い戻し一巡後に伸び悩む場面もあるなど不安定な地合いだった。きょうは前日の欧米株安を引き継いで再び下値を探る銘柄が多くなりそうだ。前日の欧州株市場は総じて軟調で、独DAXや仏CAC40などいずれも1%を超える下げとなった。ここ最近は米国株市場の動向を横にらみにマーケットのセンチメントが揺れる展開が多くみられる。この日も米国株市場で主要株価指数が売りに押される状況で、欧州各国の株価はこれに引きずられる格好となった。米株市場では雇用環境の悪化が警戒され、NYダウが一時500ドルを超える下げとなった。また、大手IT株などへの売りがかさみ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率はNYダウを大きく上回っている。政府機関の一部閉鎖に伴い政府統計の発表が見送られる状況下、民間企業の発表する指標が相次いで労働市場の軟化を示すものとなり、投資家心理を弱気に傾けた。米調査会社のチャレンジャーが発表した米企業及び政府機関が計画する人員削減数が、10月は15万人を超え前年同月の2.8倍に急増し、同月としては2003年以来22年ぶりの高水準に達したことなどが警戒された。AIや半導体関連銘柄に対する割高感も引き続き意識されており、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が急落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落した。きょうの東京市場でも欧米株市場の下落を受けて再びリスク回避ムードに晒される公算が大きい。外国為替市場で急速にドル安・円高方向に振れていることもハイテクセクターを中心に逆風材料となり、展開次第で日経平均は5万円大台攻防となる場面も想定される。

 6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比398ドル70セント安の4万6912ドル30セントと反落。ナスダック総合株価指数は同445.81ポイント安の2万3053.99だった。

 日程面では、きょうは9月の家計調査、対外・対内証券売買契約、10月の輸入車販売(日本自動車輸入組合)、10月の車名別新車販売(自販連)、10月の軽自動車販売(全軽自協)など。海外では、10月の中国貿易統計、10月の中国外貨準備高、11月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)、9月の米消費者信用残高など。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。