<動意株・7日>(大引け)=セリア、ミズノ、水道機など


 セリア<2782.T>=陽線連打で切り返し鮮明。ここ日足陽線の連続で戻り足を強めているが、加えて5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロス示現が目前であり、目先トレンド転換を示唆している。足もとでは売買代金上位のAI・半導体・防衛といった主力銘柄が軒並み安く、内需の小売関連株の一角に投資マネーのシフトが観測されている。そのなか、物価高を受けた消費意欲の減退のなかで客数を伸ばす生活防衛関連株に物色の矛先が向いている。同社は100円ショップ大手で、独自の業務効率化システムで高利益率を維持するとともに、100円均一にこだわった他社と一線を画す商品ラインアップが消費者ニーズを捉え、月次で既存店客数の増勢も続いていることから、小売業界の勝ち組としての認識が広がっているもようだ。26年3月期中間期(25年4~9月)の業績は営業利益段階で前年同期比9%増の83億5100万円と好調で、特に7~9月期では同14%増の高成長で目を引く存在となっている。

 ミズノ<8022.T>=後場切り返し急。一気に年初来高値を更新した。7日午後1時ごろ、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が1265億800万円(前年同期比5.8%増)、営業利益が120億1100万円(同7.7%増)、最終利益が98億7600万円(同22.0%増)だった。特に7~9月期の最終利益は49億9600万円(同68.7%増)との計算になり、好業績を評価した買いが集まっている。9月中間期は注力カテゴリーのフットボールやスポーツスタイル、ランニングなどが成長し、過去最高の業績となった。日本国内ではゴルフやワークビジネスなどが伸び、野球・ソフトボールの落ち込みを補った。

 水道機工<6403.T>=上値指向強める。10月末に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを経て陽線で上放れる形となったが、その後も5日移動平均線をサポートラインに上昇基調を継続している。前日引け後に発表した決算では25年7~9月期の売上高が前年同期比36%増と大幅な伸びを示し、最終利益も同7.8倍と急拡大した。これがポジティブに捉えられている。浄水場の設備更新需要が高水準で収益に貢献している形だが、26年3月期通期ベースでの最終利益は税負担軽減効果を反映し前期比2.8倍の12億円を予想している。株価指標面ではPER11倍台と割安感があるほか、株式需給面で信用買い残が枯れた状態にあり、売り圧力の少なさに着目した買いを引き寄せている。

 フルヤ金属<7826.T>=物色人気強まり一時ストップ高。6日の取引終了後に、26年6月期の連結業績予想について、売上高を550億円から640億円(前期比11.5%増)へ、営業利益を75億円から100億円(同4.8%増)へ、純利益を48億円から60億円(同7.2%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を60円から75円へ引き上げたことが好感されている。データセンター需要を主因に電子部門、薄膜部門が順調に推移することが見込まれていることに加えて、サプライチェーン支援部門などで予想を上回る見通しになったことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(7~9月)決算は、売上高232億100万円(前年同期比66.9%増)、営業利益34億1000万円(同23.1%増)、純利益23億2800万円(同43.1%増)だった。

 サイオス<3744.T>=一時ストップ高。Linuxに代表されるオープンシステム基盤事業を中核とし、システム障害回避ソフトでは自社開発製品「LifeKeeper」が好調で業績に貢献している。足もとの利益は企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込むほか、合理化努力も奏功し会社側の想定を上回る好調な推移をみせている。そうしたなか、6日取引終了後に25年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億2000万円から3億2000万円(前期比9.1倍)に増額しており、これがポジティブ視された。また、利益の上方修正と併せて、新たに株主優待制度を導入することも開示した。毎年12月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、オリジナルカタログの商品(2000円相当のコース)を贈呈するというもので、これも株価を強く刺激する格好となっている。

 BASE<4477.T>=大幅高でにわかに底値圏から浮上気配。個人や小規模事業者を対象としたECプラットフォーム「BASE」を運営するほか、Webサービスにオンライン決済を導入できる「PAY.JP」の提供などを主力としている。M&A戦略に積極的で加速度的に業容を拡大させており、トップラインの伸びが注目される。そうしたなか、6日取引終了後に25年12月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の196億円から208億3600万円(前期比30%増)に、営業利益は10億円から11億7900万円(同53%増)に増額した。更に株主還元も強化し、今期の年間配当について無配を計画していたが、これを改め初の4円配当を実施することを併せて発表した。これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。

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出所:MINKABU PRESS


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