<動意株・7日>(前引け)=フルヤ金属、サイオス、BASE


 フルヤ金属<7826.T>=急伸。6日の取引終了後に、26年6月期の連結業績予想について、売上高を550億円から640億円(前期比11.5%増)へ、営業利益を75億円から100億円(同4.8%増)へ、純利益を48億円から60億円(同7.2%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を60円から75円へ引き上げたことが好感されている。データセンター需要を主因に電子部門、薄膜部門が順調に推移することが見込まれていることに加えて、サプライチェーン支援部門などで予想を上回る見通しになったことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(7~9月)決算は、売上高232億100万円(前年同期比66.9%増)、営業利益34億1000万円(同23.1%増)、純利益23億2800万円(同43.1%増)だった。

 サイオス<3744.T>=一時ストップ高。Linuxに代表されるオープンシステム基盤事業を中核とし、システム障害回避ソフトでは自社開発製品「LifeKeeper」が好調で業績に貢献している。足もとの利益は企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込むほか、合理化努力も奏功し会社側の想定を上回る好調な推移をみせている。そうしたなか、6日取引終了後に25年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億2000万円から3億2000万円(前期比9.1倍)に増額しており、これがポジティブ視された。また、利益の上方修正と併せて、新たに株主優待制度を導入することも開示した。毎年12月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、オリジナルカタログの商品(2000円相当のコース)を贈呈するというもので、これも株価を強く刺激する格好となっている。

 BASE<4477.T>=大幅高でにわかに底値圏から浮上気配。個人や小規模事業者を対象としたECプラットフォーム「BASE」を運営するほか、Webサービスにオンライン決済を導入できる「PAY.JP」の提供などを主力としている。M&A戦略に積極的で加速度的に業容を拡大させており、トップラインの伸びが注目される。そうしたなか、6日取引終了後に25年12月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の196億円から208億3600万円(前期比30%増)に、営業利益は10億円から11億7900万円(同53%増)に増額した。更に株主還元も強化し、今期の年間配当について無配を計画していたが、これを改め初の4円配当を実施することを併せて発表した。これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。

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出所:MINKABU PRESS


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