ウッドワンが大幅反発、排出権収入や保険金収入で26年3月期最終利益予想を上方修正


 ウッドワン<7898.T>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末7日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を3億円から10億円(前期比43.7%減)へ上方修正したことが好感されている。

 上期において、ニュージーランド子会社が保有する排出権について適宜売却を行ったことで排出権収入6億4700万円の営業外収益を計上したほか、同子会社で発生した火災による保険金収入3億8700万円を特別利益に計上したことが要因という。なお、売上高660億円(同1.3%増)、営業利益11億円(同16.1%減)は従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した9月中間期決算は、売上高315億3300万円(前年同期比0.9%減)、営業利益2億8700万円(同0.9%増)、純利益7億6600万円(同4.7倍)だった。国内外の住宅需要の低下や物価高の進行によるコスト高が続いたことで、前年同期並みとなった。

出所:MINKABU PRESS


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