丸大食が後場終盤に上げ幅拡大、26年3月期利益予想及び配当予想を上方修正


 丸大食品<2288.T>が後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後3時ごろ、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から70億円(前期比28.0%増)へ、純利益を48億円から55億円(同0.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を55円から65円(前期50円)へ引き上げたことが好感されている。

 加工食品の販売が堅調に推移しているものの、食肉事業で相場高の影響から米国産牛肉の販売などが想定を下回って推移する見通しであることから、売上高は2400億円から2380億円(同1.3%増)へやや下方修正した。ただ、主力のハム・ソーセージ部門の増収や価格改定の実施、継続的なコスト削減の効果などから上期利益が計画を上回っていることから、利益予想は上方修正した。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1202億9000万円(前年同期比1.4%増)、営業利益42億1000万円(同46.1%増)、純利益31億9400万円(同25.2%減)だった。

出所:MINKABU PRESS


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