午前:債券サマリー 先物は続落、米政府機関の再開期待でリスク資産選好の流れ


 10日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米政府機関の一部閉鎖が近く解除されるとの期待感を背景に、リスク資産を選好する流れとなったことが影響した。

 ブルームバーグ通信が日本時間10日早朝に「上院共和党トップのスーン院内総務は9日、事態打開に向けた合意がまとまりつつあると述べた」と報じたことで、政府機関の閉鎖が米景気に悪影響を与えるとの警戒感が後退。この日の時間外取引での米長期金利の上昇が東京市場に波及し、債券先物は朝方に一時135円63銭まで上伸した。ただ、米政府機関の閉鎖を巡る不透明感は依然として残っており、先物は売り一巡後は下げ渋り。また、一部で「高市早苗政権が近くまとめる経済対策で、適切な金融政策運営が行われることが非常に重要と追記されることが分かった」と伝えられたことも下支えとなったようだ。

 午前11時の先物12月限の終値は、前週末比13銭安の135円73銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.020%高い1.690%と約1カ月ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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