栗田工は大幅高で3連騰、7~9月最終益25%増で通期受注高予想を上方修正


 栗田工業<6370.T>は大幅高で3連騰し、年初来高値を更新している。前週末7日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が1982億9600万円(前年同期比1.4%増)、最終利益が171億7400万円(同15.0%増)だった。第2四半期(7~9月)では最終利益は25%増となったほか、通期の受注高予想を増額修正しており、業況を評価した買いが集まった。
 
 9月中間期は電子市場向け、一般水処理市場向けともに増収・営業増益となった。通期の売上高・各利益予想は据え置いた一方、電子市場向けでの韓国の大型案件の獲得や一般水処理市場向けでの上期の進捗を踏まえ、受注高予想は従来の見通しから100億円増加の4350億円(前期は4330億円)に引き上げた。

出所:MINKABU PRESS


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