住友大阪は後場急落、値上げ効果発現が計画より遅れ26年3月期業績予想を下方修正


 住友大阪セメント<5232.T>は後場急落している。午後2時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を2350億円から2252億円(前期比2.6%増)へ、営業利益を190億円から140億円(同49.7%増)へ、純利益を140億円から100億円(同11.0%増)へ下方修正したことが嫌気されている。

 セメント事業における国内販売価格の値上げ効果と石炭価格の低下などにより増収増益を見込むものの、従来予想に対しては、国内セメント需要の減少に伴いセメント国内販売数量が減少していることに加えて、コストアップに対応した国内販売価格の値上げ効果の発現が計画よりも遅れていることなどから下方修正したという。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1057億7200万円(前年同期比2.6%減)、営業利益41億1900万円(同80.7%増)、純利益55億9000万円(同5.9倍)だった。


出所:MINKABU PRESS


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