<動意株・11日>(大引け)=ユビAI、セック、カーバイドなど


 ユビキタスAI<3858.T>=後場動意づきストップ高。同社はきょう正午ごろ、IoT製品のセキュリティーを高める耐量子暗号への対応を低価格マイコンで実現することにメドをつけたと発表。これが材料視されているようだ。耐量子暗号への対応は、量子コンピューターの実用化を待たずに世界中で進められており、米国国立標準技術研究所(NIST)は2035年までの移行完了を推奨している。同社は今後も既存のセキュリティー基盤の多くが耐量子暗号に対応していくことを想定し、将来のIoT製品のニーズに備えたソリューションを提供するための取り組みを続けるとしている。

 セック<3741.T>=続伸。一時90円高の2795円まで上値を伸ばし、今月4日につけた株式分割後の高値2723円を1週間ぶりにクリアした。時間とともに変化する情報やデータを扱うリアルタイムソフトウェア技術を強みとするシステム開発会社で、防衛や宇宙先端システムなどの分野で実績が高い。また、ロボット分野も業界内で先駆的なポジションで研究開発に取り組んでいる。今年7月には国際宇宙ステーション上の宇宙ロボット協働実証実験に技術協力するなどその実力は折り紙付きで、次世代テーマである人工知能(AI)とロボティクスの融合というコンセプトでもキーカンパニーとして注目度が高い。あすに26年3月期中間期(25年4~9月)の決算発表を控えるが、既に営業利益は従来予想の7億7000万円から8億2700万円(前年同期比8%増)に上方修正しており、通期業績上振れへの期待も内包している。

 日本カーバイド工業<4064.T>=大幅高で年初来高値を更新。同社は10日取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比65.7%増の20億9300万円となり、通期計画の33億円に対する進捗率は63.4%となった。売上高は同3.8%増の242億6200万円で着地した。電子・機能製品事業は光学関連分野向け粘・接着剤が中国市場での競争激化により出荷が減少した半面、医薬品や農薬向け製品の出荷が増加。フィルム・シート製品事業は米国追加関税措置により米国向け製品の出荷が減少した一方、ブラジルでの二輪車関連製品や欧州でのナンバープレート向け製品の出荷が増加した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 ブラザー工業<6448.T>=もみ合い上放れる。ここ2600円台でのもみ合いが続いていたが、目先は5日移動平均線を足場に上放れる動きを明示している。10日取引終了後、26年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の550億円から630億円(前期比15%増)に大幅増額した。これに伴い同利益は4期ぶりの過去最高益更新となる見通しだ。トップラインが会社側の想定を上回って好調に推移するなか、外国為替市場での円安進行によるメリットが生じていることが背景。同日に、独工業用ミシン開発・販売会社のコンラート・ブッシュから自動車部品向け事業を譲受することも開示しており、業容拡大に向けた期待も株高を後押ししている。

 エスケーエレクトロニクス<6677.T>=大幅高で年初来高値更新。同社は10日取引終了後、26年9月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比19.4%増の46億円としていることや、期末一括配当計画を前期比22円増配の152円としていることが好感されているようだ。売上高は同4.5%増の305億円を見込む。有機ELパネル用フォトマスクは、パネルメーカーから高精度・高精細な技術への期待が更に高まり、新たな第8世代有機ELパネル工場向け需要が増加するとみている。

 アイスタイル<3660.T>=マド開け急伸、底値離脱の動き。10日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高184億4200万円(前年同期比22.6%増)、営業利益10億3900万円(同36.4%増)と大幅営業増益となった。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」や化粧品専門店「@cosme STORE」などを展開するリテール事業で、名古屋新店を含む旗艦店やECの伸長により増収・増益を継続したことに加えて、美容総合サイト「@cosme」を基盤に化粧品ブランド向けの広告ソリューションを手掛けるマーケティング支援事業がリテール事業とのシナジーで更に成長したことが牽引。香港旗艦店「@cosme HONG KONG」のオープン前費用があったものの、これを吸収して大幅増益となった。なお、26年6月期通期業績予想は、売上高830億円(前期比20.7%増)、営業利益38億円(同20.1%増)の従来見通しを据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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