ヒビノが反落、26年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感


 ヒビノ<2469.T>が反落している。10日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を665億円から675億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を43億円から44億5000万円(同6.7%増)へ、純利益を24億5000万円から25億5000万円(同48.0%増)へ上方修正し、朝方はこれを好感する形でスタートしたものの、材料出尽くし感からその後は利益確定売りに押されている。

 M&Aに伴う新規連結や連結範囲の拡大に加えて、コンサート・イベントサービス事業が、大阪・関西万博の開催やコンサート・イベント市場の活況に伴う旺盛な需要を捉えて伸長していることが要因。また、収益性の高いコンサート市場の拡大や高採算案件の寄与、一部案件の前倒し進捗に加えて、販売価格の適正化、販管費の抑制なども利益の押し上げに貢献した。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高313億1600万円(前年同期比16.4%増)、営業利益23億8100万円(同62.6%増)、純利益13億2500万円(同69.8%増)だった。

出所:MINKABU PRESS


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