大成建が後場上げ幅拡大、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正◇


 大成建設<1801.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに鹿島<1812.T>が発表した業績・配当予想の上方修正が刺激となったことに加えて、午後1時ごろには大成建も26年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表しており、これが好感されている。

 売上高を1兆9600億円から2兆900億円(前期比3.0%減)へ、営業利益を1010億円から1480億円(同23.2%増)へ、純利益を800億円から1370億円(同10.6%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各75円の年150円から中間・期末各125円の250円へ増額した。国内の土木事業において大型工事が順調に進捗することに加えて、国内の土木事業及び建築事業における追加・変更工事の獲得や原価低減に伴う利益率改善を織り込んだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。


出所:MINKABU PRESS


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