日本CMKがカイ気配のまま上げ足加速、fundnote大株主浮上で株高思惑


 日本CMK<6958.T>が上げ足加速、カイ気配のまま400円台後半に水準を切り上げている。自動車向けプリント配線板メーカーの最大手だが、26年3月期は最終利益段階で従来計画を20億円から34億円(前期比10%減)に大幅増額修正している。そうしたなか、投資運用会社のfundnoteが10日付で提出した大量保有報告書でCMKの保有株比率が6.66%と新たに5%を上回ったことが判明した。fundnoteは著名投資家の井村俊哉氏の助言に基づいた株式投資を行う日本株Kaihouファンドを運用していることで知られ、マーケットでもその動向に関心が高い。保有目的については、Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有し、建設的な対話を前提としたIR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促すとしているが、受益者の利益を保全するため、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合があるとしており、これが足もとの株価を強く刺激する格好となっている。

出所:MINKABU PRESS


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