ストライダズが大幅4日続伸、不動産及びホテル事業が牽引し26年3月期業績予想を上方修正


 ストライダーズ<9816.T>が大幅4日続伸し年初来高値を更新している。10日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を80億円から82億円(前期比5.3%増)へ、営業利益を1億円から1億7000万円(同3.6倍)へ、最終利益を6300万円から1億円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。

 ホテル事業で、訪日外国人観光客の増加や国内旅行需要の堅調な推移を背景に稼働率と平均客室単価が上昇し、DXを活用したレベニューマネジメント精度の向上やシフト運用の効率化により黒字化を達成。一方、不動産事業ではサブリース・家賃保証などのストック収益の安定化に加え、不動産周辺領域の拡大が寄与し収益性が向上しており、これらが売上高・利益の押し上げに貢献した。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高39億900万円(前年同期比2.5%増)、営業利益9800万円(前年同期3200万円の赤字)、最終利益5900万円(同4800万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS


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