午後:債券サマリー 先物は反発、30年債入札結果は低調ながら影響限定的


 11日の債券市場で、先物中心限月12月限は4営業日ぶりに反発。この日に財務省が実施した30年債入札は低調な結果となったが、事前に警戒されていたことから相場への影響は限定的だった。

 債券先物は前日まで下落していた反動で、自律反発狙いの買いや持ち高調整を目的とした買い戻しが入りやすかった。米国で続く政府機関の一部閉鎖が近く解除されるとの見方が広がっているものの、国内債券市場はある程度織り込み済みといった様子。また、停止していた政府機関が稼働を始めれば経済指標の発表が再開され、結果次第では市場のボラティリティ(変動率)が高まり、安全資産とされる債券が選好される可能性が意識されている面もあったようだ。午後に発表された30年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が27銭と前回(10月7日)の17銭から拡大したほか、応札倍率は3.12倍と前回の3.41倍を下回り、需要の乏しさが示された。ただ、日経平均株価が下げに転じたこともあって債券先物の堅調さは変わらず、午後2時30分すぎには一時135円85銭まで上伸した。

 先物12月限の終値は、前日比17銭高の135円80銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い1.685%をつける場面があった。

出所:MINKABU PRESS


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