菱ガス化はウリ気配スタート、今期一転最終赤字に下方修正


 三菱ガス化学<4182.T>はウリ気配スタート。10日取引終了後、26年3月期連結業績予想について最終損益を360億円の黒字から170億円の赤字(前期455億4400万円の黒字)に下方修正すると発表した。従来予想から一転赤字に転落する見通しを示しており、これを嫌気した売りが膨らんでいる。

 オランダ子会社のメタキシレンジアミン製造設備について事業環境の悪化を受けて建設工事を一時中断しており、これに伴い502億円の減損損失を計上するため。あわせて売上高も7500億円から7300億円(前期比5.6%減)へ、営業利益も460億円から440億円(同13.5%減)へ見直した。

出所:MINKABU PRESS


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