ディーエヌエが急反騰、9月中間期営業益は4.5倍で通期計画のレンジ上限に迫る


 ディー・エヌ・エー<2432.T>は急反騰している。10日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が831億5100万円(前年同期比18.3%増)、営業利益が249億4600万円(同4.5倍)、最終利益が230億2700万円(同7.7倍)だった。営業利益の今期計画のレンジの上限(250億円)に迫った。業況を好感した買いが流入している。引き続き24年10月にリリースしたスマートフォン向けポケモンカードゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」が業績に大きく貢献した。

 同時に資本コストや株価を意識した経営の実現のための対応について、改善に向けた取り組み方針の骨子を策定したと開示した。ROE(自己資本利益率)目標を段階的に引き上げることを目指す。まずは27年3月期までの今中期戦略期間中をメドにバランスシートマネジメントを強化し、ROEが8%以上で安定する構造を早期に確立する。また、AI領域に特化した「デライト・ベンチャーズ・ビルダー3号投資事業有限責任組合」を設立し出資すると公表した。

出所:MINKABU PRESS


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