勤次郎5連騰、今12月期3度目の業績上方修正を評価する買い呼び込む


 勤次郎<4013.T>が5連騰と気を吐いている。朝方に目先筋の利食い売りに押される場面はあったが、下値をしっかり拾われ上値指向に転じてきた。同社は企業向けに就業・人事・給与管理などの勤怠管理パッケージを提供しており、事業形態はクラウドサービスと、顧客側が情報システムをインストールして使うオンプレミスの2パターンがあり、サブスクリプション方式のクラウド型は採算性が高い。足もとでクラウドライセンス数の獲得が会社側の想定を上回る好調で収益押し上げ効果をもたらしている。そうしたなか、12日取引終了後に25年12月期業績予想の修正を発表しており、営業利益は従来予想の13億円から13億7000万円(前期比88%増)に増額した。なお、同社はこれで今期3度目の上方修正となる。期初見通しは9億5300万円でそこから44%も上方修正された形となっており、好業績は事前に株価への織り込みが進んでいたとはいえインパクトの大きいものとなった。

出所:MINKABU PRESS


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