米外為市場サマリー:米景気の減速懸念で一時154円10銭台に軟化


 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円56銭前後と前日と比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=179円80銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領が12日夜(日本時間13日昼)に連邦議会下院で可決したつなぎ予算に署名し、10月初めから続いていた政府機関の一部閉鎖が終了した。市場では米経済を一段と下押しする圧力が和らぐとの見方があるものの、これまで集計が中断していた経済指標の発表の遅れや精度の低下を巡る懸念もあり、この日は米景気の減速懸念からドル売りが先行した。米ホワイトハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長がFOXニュースのインタビューで「政府閉鎖の影響で第4四半期の国内総生産(GDP)が1.5%低下する」との見解を示したことが影響し、ドル円相場は一時154円13銭まで軟化した。ただ、米クリーブランド連銀のハマック総裁がイベントで「インフレを一段と抑制するために米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を据え置くべき」と述べ、米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策当局者が利下げを実施すべきかを判断するには時期尚早」と語るなど、FRB高官の利下げに慎重な発言が相次いだことが下支えとなり、ドルは売り一巡後に下げ渋った。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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