テリロジHDが強含み、セキュリティーやソリューションサービス部門好調で上期経常利益8.8倍


 テリロジーホールディングス<5133.T>が強含みの動き。前週末14日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高45億9300万円(前年同期比16.1%増)、経常利益1億9700万円(同8.8倍)と大幅増益となったことが好感されている。

 OT(制御システム)/IoTセキュリティーへの引き合い増加などでセキュリティー部門の受注活動が堅調に推移したほか、多言語リアルタイム映像通訳サービスやネットワーク・セキュリティーサービスなどソリューションサービス部門も伸長し業績を牽引した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高97億円(前期比12.1%増)、経常利益4億5000万円(同37.5%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、28年3月期にグループ売上高120億円、経常利益10億円を目指す中計も発表。グループ連携によるストック型事業モデルへの強化・人材育成やグループポートフォリオ事業の更なる拡充・拡大、グローバルな事業展開を重点施策とした。

出所:MINKABU PRESS


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