アジアQがS高カイ気配、26年6月末株主から株主優待制度を導入へ


 アジアクエスト<4261.T>がストップ高の3500円でカイ気配となっている。前週末14日の取引終了後、26年6月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが流入している。毎年6月末日及び12月末日時点で3単元(300株)以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、5万円分(年10万円分)のデジタルギフトを贈呈する。ただし初回の26年6月末に限り、継続保有期間の要件を6カ月以上とする。

 同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高36億6900万円(前年同期比27.5%増)、営業利益3億2100万円(同8.2%減)、純利益2億500万円(同11.0%減)だった。顧客からの旺盛なDX案件の引き合いを背景に売上高は大幅に伸長したものの、エンジニア数増加に伴う労務費・人件費、採用費の増加に加えて、オフィス拡張に伴う家賃など固定費の増加が利益を圧迫した。

 なお、25年12月期通期業績予想は、売上高51億7100万円(前期比27.3%増)、営業利益5億1800万円(同13.1%増)、純利益3億4500万円(同17.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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