午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利一時1.720%と17年半ぶり高水準


 17日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。片山さつき財務相が16日、高市早苗首相と経済対策について協議した後、記者団に対し規模は17兆円より大きくなるとの見方を示した。財政悪化リスクが意識され、債券売りを促した。

 前週末14日のニューヨーク市場ではハイテク株安が一服したことを背景に、米国債の買い持ち高を圧縮する目的の売りが出て、長期債相場は上昇(金利は低下)。米長期金利は4.15%に水準を切り上げており、円債相場には重荷となった。日本の内閣府が17日に発表した国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質が年率換算で1.8%減、前期比で0.4%減となった。円債相場の反応は総じて限定的なものとなった。財務省は同日午前、10年物の物価連動国債の入札実施を通知している。

 先物12月限は前営業日比10銭安の135円76銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高い1.715%で推移。一時1.720%と、2008年6月以来、およそ17年半ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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