モンラボが急反発、第3四半期営業利益が黒字転換し通期計画を上回って着地


 モンスターラボ<5255.T>が急反発している。前週末14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高58億3000万円(前年同期比26.6%減)、営業利益6億1300万円(前年同期77億6600万円の赤字)、最終利益3億円(同77億3500万円の赤字)と黒字転換し、通期計画を超過したことが好感されている。

 日本国内やアジア・パシフィック地域、中東地域で生成AIを活用したアプローチや、データ・エンタープライズシステム案件への取り組みが順調に進み、複数の既存顧客に対する売り上げが伸長。また、先進的かつ高度な生成AI関連案件を受注したことが寄与した。また、北米、中米及び南米地域では構造改革による利益構造の改善が着実に表れたことも寄与した。

 なお、25年12月期通期業績予想は、売上高85億1700万円(前期比14.8%減)、営業利益3億6000万円(前期102億6900万円の赤字)、最終利益2億600万円(同99億4700万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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