外為サマリー:一時154円80銭台に下押す、リスク回避の円買いが上値圧迫


 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前3時時点で1ドル=155円08銭前後と前日午後5時時点に比べ41銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=179円86銭前後と同23銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 高市早苗政権の財政拡張路線が注視されるなか、自民党の「責任ある積極財政」を推進する議員連盟は18日、真水で25兆円規模となる経済対策の提言を高市首相に対し手渡しした。片山さつき財務相は16日に、経済対策として17兆円を上回る規模となるとの見解を示していた。財政悪化リスクが意識されるなかで、円債市場では超長期相場が下落(金利が上昇)し、新発20年債利回りが26年ぶりの高水準をつけたほか、新発10年債利回りが一時1.755%と17年半ぶりの高水準に上昇した。財政悪化懸念は円売りを促す要因とされたものの、この日はアジアの株式相場は総じて軟調に推移し、日経平均株価は一時1600円を超す下落。ビットコインも急落した。今週はエヌビディア<NVDA>の決算発表を控え、発表内容への警戒感もくすぶった状況にあり、リスク回避ムードを背景とする円買いがドル円の上値を圧迫した。日銀の植田和男総裁と高市首相との会談前の局面で、ドル円は一時1ドル=154円80銭台に下押す場面があった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1598ドル前後と同0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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