18日の株式相場見通し=続落、欧米株安受け5万円台割り込む展開に


 18日の東京株式市場はリスクオフの地合いが想定され、日経平均株価はフシ目の5万円大台を再び割り込む可能性が高い。展開次第では4万9000円台半ばまで水準を切り下げる深押しとなることも想定される。前日の欧州株市場は主要国の株価が全面安に近い状態となり、独DAXは1%を超える下げとなった。米政府機関の閉鎖が解除されたことはポジティブ材料ながら、これまで発表が見送られていた米経済指標が今後は漸次発表される局面に移行することで、その内容を見極めたいとの思惑が積極的な買いを手控えさせている。取引後半は軟調に推移する米国株市場の動向を横目に一段と見送りムードが広がった。欧州株市場全体の動向を表すストックス・ヨーロッパ600は3日続落し、25日移動平均線を下回った。米株市場ではにわかに下値リスクが意識されている。FRB高官に金融緩和に慎重な発言が相次いでいることから、12月のFOMCで追加利下げが行われる可能性がひと頃より低下しており、これが相場の重荷となっている。19日に発表が予定される米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算を控え、主力ハイテク株を中心にポジション調整の売り圧力が顕在化し値を下げる銘柄が目立った。NYダウは一時700ドルを超える下げとなったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も300ポイントを上回って下落する場面があった。東京市場では日経平均株価が前日朝方に5万円台を割り込んだが、その後は下げ渋り結局小幅な下げにとどまった。サポートラインとなっていた25日移動平均線をキープしたものの、きょうは同移動平均線を約2カ月半ぶりに下抜ける公算が大きい。外国為替市場で円安が加速しているが、高市政権下での財政拡張政策に対する警戒感が円売りの背景ともなっており、リスク許容度が低下している海外投資家の売りが懸念される。

 17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比557ドル24セント安の4万6590ドル24セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は同192.52ポイント安の2万2708.07だった。

 日程面では、きょうは10月の訪日外国人客数など。海外では11月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数、10月の米鉱工業生産指数など。

出所:MINKABU PRESS


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