19日の株式相場見通し=底堅さ発揮か、欧米株安も前日急落の反動で買い戻し反映


 19日の東京株式市場は強弱観対立の中も主力株に買い戻しの動きが表面化し、日経平均株価は底堅さを発揮しそうだ。前日は1600円を超える急落で4万8000円台まで水準を切り下げたが、先物を絡めオーバーシュート気味に売り込まれた面もあり、きょうはその反動でリバウンドに転じる可能性がある。前日のアジア株市場は日本株を含めほぼ全面安となったが、そのリスクオフの流れは欧州時間に移行しても変わらず、ドイツやフランスなど主要国をはじめ軒並み大きく下落した。独DAXが1.7%安、仏CAC40は1.9%安となったほか、2%を超える下げをみせる国も少なくなかった。アジア株市場の地合いを引き継ぎセンチメントが悪化したことに加え、軟調な米国株市場を横目に取引後半も下げ幅を広げる展開となった。米国株市場では半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表を目前に、この内容を見極めたいとの思惑がAI関連銘柄を中心にポジション調整の売りを誘発、NYダウは一時670ドルを超える下落となった。遅れていた9月の米雇用統計の発表を控えていることもあり、その後は下げ渋ったものの押し目買いの動きは限定的なものにとどまっている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も同様で、午前中に470ポイント安あまりに達する場面があったが、その後は下げ幅を縮小したものの後場取引終盤に再び売り圧力が強まっている。東京市場では欧米株が全面安となったことでリスク許容度が低下した海外機関投資家の売り圧力などが警戒されるところ。ただ、前日に日経平均は欧米株に先立って急落していることから、その分だけ下値リスクは限られそうだ。外国為替市場では一段と円安に振れているが、これが輸出セクターの株価を下支えする可能性もある。

 18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比498ドル50セント安の4万6091ドル74セントと4日続落。ナスダック総合株価指数は同275.23ポイント安の2万2432.84だった。

 日程面では、きょうは9月の機械受注、10月の貿易統計、10月の実質輸出入の動向など。海外では9月のユーロ圏経済収支、10月の英消費者物価指数(CPI)、FOMC議事要旨(10月28日~29日開催分)など。なお、個別にエヌビディア<NVDA>の8~10月決算発表に注目度が高い。

出所:MINKABU PRESS


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