<動意株・20日>(前引け)=東京精、SOMPO、レナ


 東京精密<7729.T>=3日ぶり大幅反発。米半導体大手エヌビディア<NVDA>が市場予想を上回る好調な売上高見通しを発表し、時間外取引で株価が上昇していることが刺激となっているもよう。また、19日にスズキ<7269.T>と電池開発における充放電試験業務の委託について合意したことを明らかにしたことも材料視されているようだ。スズキが東京精に委託する業務は、次世代電池の技術開発に不可欠な充放電試験に関するもの。試験は東京精の放充電試験装置を用いて実施され、東京精のエンジニアが作業を担うとしている。

 SOMPOホールディングス<8630.T>=マド開け急伸。同社は19日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益の見通しを従来の3350億円から5400億円(前期比2.2倍)に上方修正した。過去最高益の更新を計画する。また、取得総数2400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.64%)、取得総額770億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これらを好感した買いが入った。金融商品の未実現損益の増加とともに、国内外の自然災害による発生保険金がこれまでの予想を下回る見通しとなったことを業績予想に反映した。自社株の取得期間は12月1日から26年3月31日まで。9月中間期の純利益は3604億2800万円(前年同期比97.4%増)だった。

 レナサイエンス<4889.T>=続伸。19日の取引終了後、同社が開発したPAI-1阻害薬「RS5614」について、犬や猫向けの動物医薬品分野での開発を始めると発表しており、材料視されたようだ。犬の関節炎や皮膚がん、猫の慢性腎臓病への有効性に関する臨床試験を実施する予定。まずは犬や猫における安全性確認試験を開始した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。