<注目銘柄>=ウイングアク、リカーリング収益は成長トレンド維持


 ウイングアーク1st<4432.T>はソフトウェアとサービスを通じて企業のデータ活用を支援。大企業を中心とした旺盛なIT投資が追い風となっている。

 10月15日に発表した26年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、営業利益が前年同期比17.2%減の41億800万円となったが、これは前期の大型案件の反動に加えて人件費などが増加したため。各クラウドサービスが好調に推移していることでリカーリング(定期的に繰り返し発生するビジネスモデルや収益モデル)収益は成長トレンドを維持しており、通期の営業利益予想は従来通り前期比8.9%増の89億5000万円としている。また、8月にリリースしたデジタルトラストサービス「Trustee(トラスティ)」も注目で、会社側では3年間で1000社の導入を目指す構えだ。

 株価は11月13日に直近高値3605円をつけたあと一服商状となっているが、日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線が徐々に接近。ゴールデンクロスが実現すれば戻りに弾みがつきそうだ。(参)

出所:MINKABU PRESS


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