MS&ADが堅調、今期純利益予想を引き上げ上限5.0%の自社株買いを発表


 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が堅調。同社は19日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益予想を従来の5790億円から5900億円(前期比14.7%減)に引き上げた。また、取得総数7500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.0%)、取得総額1350億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。これらが株価の支援材料となった。

 グループのうち損保では海外保険子会社と三井住友海上火災保険、三井ダイレクト損害保険の正味収入保険料を、国内生保では三井住友海上プライマリー生命保険の収入保険料の見通しを引き上げた。9月中間期の純利益は前年同期比7.1%増の4916億7400万円だった。自社株の取得期間は11月20日から26年3月24日まで。今年11月28日には発行済み株式総数の7.2%に相当する自社株1億1584万6976株を消却する。

出所:MINKABU PRESS


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