精工技研が急騰、エヌビディア決算でデータセンター向け爆需が改めてクローズアップ


 精工技研<6834.T>が10%超の急騰を演じ、1万3000円台半ばまで水準を切り上げる場面があった。光通信用デバイスと自動車部品用金型を主力展開するが、生成AI市場の急拡大を背景に世界的なデータセンター建設ラッシュとなるなか、光コネクターなどの光通信用デバイスが絶好調で収益を押し上げている。26年3月期業績は期初予想を増額し、営業利益段階で前期比74%増の49億円を予想しているが、市場では一段の上振れを見込む声も聞かれる。そうしたなか、日本時間今朝方に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算は市場コンセンサスを上回る高水準の伸びを示したが、特にデータセンター向けに最先端AI半導体需要が爆発的に伸びていることが分かり、東京市場でもデータセンターのインフラに絡む銘柄群に投資資金が誘導されている。その象徴株のひとつに位置付けられる同社の株価も強く刺激される状況にある。

出所:MINKABU PRESS


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