20日の株式相場見通し=5日ぶり大幅反発へ、エヌビディア決算受けリスクオン


 20日の東京株式市場は主力株を中心に買い戻しが優勢となり、日経平均株価は5日ぶりに大幅反発する公算が大きい。前日は米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表前で気迷いムードのなかプラス圏とマイナス圏を往来し、結局大引けは安くなり4万8000円台で着地したが、きょうは、エヌビディアが好決算を発表し時間外で上昇していることから、改めて買われ4万9000円台を回復することになりそうだ。前日の欧州株市場は様子見姿勢が強く高安まちまちの展開ながら、ドイツの主要株価指数であるDAXがわずかながら5日続落となったほか、仏CAC40、英FTSE100なども同じく下落基調が続いた。現地時間19日に開示されるエヌビディア決算の内容を見極めたいとのニーズが売り買いともに積極性を欠く背景となった。米国株市場でもエヌビディア決算を目前に強弱観が交錯し、朝方は買い戻しが優勢でNYダウは一時200ドルを超える上昇をみせたが、その後は値を消す展開となり下げに転じた。FRBが午後に公表した10月28~29日開催分のFOMC議事録では、多くのメンバーが12月のFOMCで政策金利の据え置きが妥当との見方を示すなど意見が割れた。年内利下げ見送りの見方が強まったほか、来年にかけてもFRBは金融緩和政策に慎重なスタンスをとるのではないかとの思惑がポジション調整の売りを誘う格好となっている。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はほぼ一貫してプラス圏で推移し、ダウも取引終盤になって再び小幅上昇に転じている。個別にエヌビディアは決算発表前であったが取引時間中は買い戻しが優勢となった。きょうの東京市場ではエヌビディアの決算を受けリスクオンに傾きそうだ。また、外国為替市場で足もと急速に円安方向に振れていることは賛否両論あるものの、目先は輸出ハイテク株などに買いを後押しする材料となる。

 19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比47ドル03セント高の4万6138ドル77セントと5日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同131.38ポイント高の2万2564.22だった。

 日程面では、きょうは対外・対内証券売買契約、10月の首都圏マンション販売、10月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外では11月の中国最優遇貸出金利、南アフリカ金融政策委員会、11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、10月の中古住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS


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