外為サマリー:一時157円09銭まで軟化するも円買い限定的


 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円23銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル安・円高となっている。

 前日のニューヨーク市場では米雇用関連指標で底堅さが示されたことからドル円相場は一時157円90銭近辺まで上伸したが、この日の東京市場では週末を控えて利益確定や持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となった。また、片山さつき財務相が朝の閣議後会見で為替介入の可能性について「選択肢として考えられる」と明言したことや、日銀の植田和男総裁が衆院財務金融委員会で「経済・物価の中心的な見通しの実現確度が高まっている」などと述べ追加利上げが意識されたことも影響。日経平均株価の大幅安でリスク回避的な円買いに振れやすいこともあり、午後1時00分すぎには157円09銭をつける場面があった。ただ、政府が21.3兆円規模の総合経済対策を決定し、財政悪化の懸念が依然としてくすぶっていることから一段と円を買う動きは限られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1535ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=181円37銭前後と横ばいで推移している。

出所:MINKABU PRESS


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