午前:債券サマリー 先物は急反発、直近大幅安の反動 長期金利1.790%に低下


 21日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は急反発した。財政懸念の高まりを受けて直近で大きく下落しており、株安も手伝って自律反発狙いの買いが入った。

 前日のニューヨーク市場では長期債相場は上昇(金利は低下)した。この日発表された9月の米雇用統計で、失業率は4.4%と前月から悪化した。非農業部門の雇用者数の伸びは市場予想を上回ったものの、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測をやや強める方向に作用した。ビットコイン価格や、好決算を発表したエヌビディア<NVDA>の株価が下落したことで米国株が調整色を強め、投資家のリスク選好姿勢が後退したことも、債券への資金流入を誘発した。21日の東京市場は日経平均株価が一時1200円を超す下げとなっている。財務省は同日、流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)の実施を通知した。

 先物12月限は前営業日比31銭高の135円27銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.025ポイント低い1.790%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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