来週の為替相場見通し=介入を警戒しながらの展開


 来週のドル円相場は、日本政府・日銀による為替介入を警戒しながらの展開となりそうで、連休中に介入が行われる可能性があることには注意したい。予想レンジは1ドル=154円50銭~158円50銭。

 高市早苗政権は21日の臨時閣議で21.3兆円規模の総合経済対策を決めたが、財政悪化懸念が依然としてくすぶっていることから為替は円安方向に振れやすいだろう。ただ、20日のニューヨーク市場で一時157円90銭近辺と約10カ月ぶりの水準をつけたことで、為替介入が意識されやすい。市場では通貨当局の一挙手一投足に注目が集まっており、高市首相が新設した日本成長戦略会議のメンバーであるクレディ・アグリコル証券の会田卓司氏は20日のブルームバーグのインタビューで「1ドル=160円まで円安が進む前に為替介入が行われる可能性がある」との見解を示し、片山さつき財務相は21日の閣議後会見で為替介入の可能性について「選択肢として考えられる」と明言している。また、日銀の野口旭日銀審議委員が27日に大分県金融経済懇談会に出席する予定で、その発言内容も注目される。

 一方、20日に発表された9月の米雇用統計が強弱入り乱れる内容だったことで、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げする可能性は五分五分で波乱要因となりやすい。政府閉鎖の影響で見えづらかった米経済の動向は今後、徐々に明らかになってくるが、25日公表の米9月小売売上高や26日公表の米9月耐久財受注で米景気の底堅さが示されるようだとドルが買われそうだ。

出所:MINKABU PRESS


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