東京株式(大引け)=33円高、米ハイテク株高追い風も影響限定的で小反発にとどまる


 25日の東京株式市場は売り買い交錯のなか、日経平均株価は小幅反発。前日の米国株市場のハイテク株上昇を好感する形でリスク選好の地合いとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比33円64銭高の4万8659円52銭と小幅反発。プライム市場の売買高概算は24億5859万株、売買代金概算は6兆1958億円。値上がり銘柄数は772、対して値下がり銘柄数は787、変わらずは53銘柄だった。

 前日の米国株市場では半導体セクターを中心に大手ハイテク株への買いが顕著となり、ナスダック総合株価指数が大幅高を演じた。これを受けてきょうの東京市場では投資家のセンチメントが改善、幅広い銘柄に買い戻しの動きを誘発した。米国では労働市場の軟化を理由にFRB高官のハト派的な発言が相次ぎ、12月のFOMCで利下げ実施への期待感が高まるなか、全体強気相場を維持している。東京市場にとっても米株高は追い風材料となるが、一方で長期金利の上昇に対する懸念も根強い。日経平均寄与度の高いソフトバンクGが急落したことが、マーケットに慎重ムードをもたらしている。個別ではバリュー系の中小型株への投資資金シフトが観測された。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも800に届かずほぼ拮抗した状態だが、わずかに値下がりの方が多い。売買代金は6兆円台をキープした。

 個別では、売買代金上位のアドバンテスト<6857.T>が上昇、フジクラ<5803.T>も小幅ながらプラス圏で着地した。東京エレクトロン<8035.T>が高く、住友電気工業<5802.T>が値を飛ばした。ファーストリテイリング<9983.T>も買いを呼び込んだ。メガバンクではみずほフィナンシャルグループ<8411.T>の堅調が目立つ。ラックランド<9612.T>が値上がり率トップに買われ、日本板硝子<5202.T>も大幅高、エーザイ<4523.T>が活況高、日本CMK<6958.T>も大きく水準を切り上げた。

 半面、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安となり、値下がり率でも首位となる異例の展開。売買代金2位のキオクシアホールディングス<285A.T>が後場に軟化し下落したほか、ディスコ<6146.T>の下げも目を引く。TOWA<6315.T>も大幅安。東京電力ホールディングス<9501.T>が売られ、三井金属<5706.T>の下げも大きかった。サンリオ<8136.T>が下値模索の展開となり、アステリア<3853.T>、ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>などが大幅安に。

出所:MINKABU PRESS


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