トーシンHDは軟調、東証が特別注意銘柄に指定と発表


 トーシンホールディングス<9444.T>が軟調推移。東京証券取引所は前営業日となる21日、トーシンHDを特別注意銘柄に指定すると発表しており、株価の重荷となった。トーシンHDに関してはグループにおいて、移動体通信関連事業の代理店精算における売上高や棚卸資産の過大計上など不適切な会計処理が全社的に行われていたことが明らかとなり、これに元経理担当取締役が深く関与し、一部については元会長の重要な関与があったことも認められた。今年2月に過年度の決算内容の訂正を開示している。内部管理体制などの改善の必要性が高いと東証は判断。上場契約違約金の支払いを求めることも決めた。特別注意銘柄の指定は22日付。

出所:MINKABU PRESS


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