25日の株式相場見通し=大幅反発、米ハイテク株高受け切り返しへ


 25日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買いが広がり、日経平均株価は大きく切り返す公算が大きい。3連休明けとなるきょうの東京市場だが、週明けの米国株市場で主要株価3指数が揃って上値を指向し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇パフォーマンスが目立っており、これが追い風となりそうだ。もっとも先物主導の買い戻しが一巡した後は、日経平均は伸び悩む可能性もある。前日の欧州株市場は高安まちまちで、ドイツの主要株価指数であるDAXは高かったものの仏CAC40は売りに押され、英FTSE100もわずかながらマイナス圏で引けている。米株高を横目に取引後半に強さを発揮したが伸び切れなかった。一方、米国株市場ではウィリアムズNY連銀総裁やウォラーFRB理事などFRB高官の相次ぐハト派的発言を受け、12月9~10日に行われるFOMCでの利下げの可能性が再び高まっており、これが投資家のセンチメント改善に寄与している。労働市場の軟化を理由ににわかに追加利下げの必要性が意識される状況となっており、フェドウォッチでは25ベーシスの利下げの可能性が一時80%を上回った。個別ではグーグルの親会社であるアルファベット<GOOGL>が6%超に買われた。直近同社が公表した最新のAIモデル「Gemini(ジェミニ)3」への評価が高く、見直し買いを誘っている。東京市場では、米ハイテク株高を受け先物へのショートカバーが日経平均を押し上げそうだ。ただ、ジェミニ3はエヌビディア<NVDA>の最先端AI半導体及びAIデータセンターへの投資需要を減退させる可能性があるため、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>などに今後逆風材料となり得ることは念頭に置いておく必要がありそうだ。

 24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比202ドル86セント高の4万6448ドル27セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同598.92ポイント高の2万2872.00だった。

 日程面では、きょうは10月の全国百貨店売上高、10月の外食売上高など。海外では9月の米卸売物価指数(PPI)、9月の米小売売上高、9月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、11月の米消費者信頼感指数、10月の米財政収支など。

出所:MINKABU PRESS


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