住友ゴは年初来高値更新、NECとの戦略的パートナーシップ活動を加速へ◇


 住友ゴム工業<5110.T>が5日続伸し、年初来高値を更新した。同社はきょう、7月に発表したNEC<6701.T>との戦略的パートナーシップ締結で掲げた「世界で競争力のある研究開発基盤の構築」に向けて活動を加速すると発表。今後の展開が期待されているようだ。

 具体的には2030年までに変革すべきテーマを定め、NECが持つ人工知能(AI)をはじめとした先端技術や研究者の高度な技術知見と、住友ゴの研究開発力を組み合わせることで、世界的に競争力のある研究開発基盤の構築とビジネスの早期実現を目指すという。また、注力テーマのうち、疑似量子アニーリング技術(量子コンピューターの仕組みを模倣し、通常のコンピューターで複雑な最適化問題を効率的に解く技術)を活用したタイヤ材料の配合予測と、AIエージェント及び材料探索ソリューションを活用した新材料の探索において先行実証を行い、有効な成果を得たことも明らかにしている。
 
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。