共同印が株式売り出し決議、自社株買いと消却も発表◇


 共同印刷<7914.T>は26日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。売り出し株式数は192万株で、需要状況に応じ上限28万8000株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売出価格は12月3日から8日までのいずれかの日に決める。売出人は日本マスタートラスト信託銀行と三井住友トラストグループ<8309.T>傘下の三井住友信託銀行。共同印の株式を信託財産とする退職給付信託契約に基づく信託の委託者であるDIC<4631.T>と、共同印の株主である東京インキ<4635.T>などにロックアップ期間が設けられる。

 売り出しによる需給影響の緩和を目的として、共同印は取得総数60万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.1%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを実施する予定。また、発行済み株式総数の10.4%に相当する自社株348万株を12月10日に消却する。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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