午前:債券サマリー 先物は反発、野口審議委員の講演を受け一段高


 27日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。前日に40年債入札を無難にこなした安心感から買い優勢で始まったあと、野口旭審議委員の講演内容を手掛かりに一段高となった。

 日銀の野口審議委員は講演で「経済と物価への影響を確認しつつ時を置いて小刻みに利上げを行っていくのが最も現実的」との認識を示し、市場では予想ほどタカ派的ではなかったと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測を背景に、米長期金利が心理的な節目である4%を下回る水準で推移していることも円債の追い風となり、債券先物はこの日の高値で午前の取引を終えた。なお、日銀は「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「物価連動債」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は、前日比20銭高の135円16銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い1.790%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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