28日の株式相場見通し=売り買い拮抗、狭いゾーンでのもみ合いか


 28日の東京株式市場は売り買い拮抗のなか、日経平均株価は5万円大台近辺でもみ合う展開か。前日は600円あまりの大幅高で3日続伸しフシ目の5万円台に乗せたが、直近3営業日合計で1500円以上水準を切り上げており、目先は上値が重くなる可能性が高い。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だったが、ドイツの主要株価指数であるDAXが小幅ながら4日続伸と上値指向を維持したほか、仏CAC40、英FTSE100などもわずかながらプラス圏で着地している。この日は米国株市場が休場となるなか、材料難で売り買いともに手控えられた。ただ、引き続き12月のFOMCで追加利下げの可能性が意識され、各国の市場は総じて下値抵抗力を発揮している。ドイツでは半導体大手インフィニオンテクノロジーや防衛関連の主力銘柄であるラインメタルなどが上昇し、投資家のセンチメントを支える格好となった。米国株市場は感謝祭の祝日のため終日取引は行われなかったが、フェドウォッチによると12月9~10日に行われるFOMCでFRBが政策金利を引き下げる可能性は85%まで高まっている。現地時間28日は米国の大規模セールイベントであるブラックフライデーにあたり、この日を境に年末商戦が本格化する。米経済の減速を示す経済指標が相次ぐなか、米株市場でも個人消費の動向に関心が高まりそうだ。東京市場では前日の米株市場が休場だったことで手掛かり材料に事欠く状況だが、取引時間中は外国為替市場やアジア株市場の動向を横にらみに、日経平均やTOPIXは比較的狭いゾーンでの値動きが予想される。

 日程面では、きょうは25年度の補正予算が閣議決定される。このほか、10月の失業率、10月の有効求人倍率、11月の都区部消費者物価指数、10月の鉱工業生産(速報値)、10月の商業動態統計(速報値)、10月の自動車輸出実績、10月の住宅着工統計など。海外では7~9月期インドの実質国内総生産(GDP)など。米国では感謝祭の翌日に伴い、株式市場と債券市場が短縮取引。

出所:MINKABU PRESS


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