午後:債券サマリー 先物は小反落、2年債入札「やや弱め」 長期金利1.800%で推移


 28日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落した。夜間取引で下落した流れを引き継いだ。日銀の利上げ観測がくすぶるなかで財務省が実施した2年債入札は「やや弱め」との受け止めが多く、円債相場には重荷となった。

 2年債入札の結果は、応札倍率は3.53倍となり、前回(10月31日)の4.35倍を下回った。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭2厘で、前回の2厘から拡大した。結果を受け先物は午後に下値を探る場面があった。もっとも11月最終日となるこの日は持ち高調整の動きがあって、先物は取引終盤に下げ幅を縮小した。

 政府は25年度の補正予算案を閣議決定した。これに先立ち27日の国債市場特別参加者(プライマリーディーラー)会合では、参加者から長期・中期ゾーンについて、銀行などからの投資需要が期待でき、一定の増額余地があるとの意見があったことが明らかとなっていた。総務省が28日に発表した11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比で2.8%上昇した。円債相場の反応は限られた。

 先物12月限は前営業日比1銭安の135円13銭で終えた。新発10年債利回りは同0.005ポイント高い1.800%で推移。一時1.825%まで上昇した。


出所:MINKABU PRESS


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