ミナトHDが5連騰、メモリー製品の価格上昇など寄与し26年3月期業績予想を上方修正◇


 ミナトホールディングス<6862.T>が5連騰し年初来高値を更新している。11月28日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を240億円から265億6500万円(前期比8.3%増)へ、営業利益を8億5000万円から13億7600万円(同79.4%増)へ、純利益を4億8000万円から7億9600万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。

 足もとで、半導体メモリー製品の市場価格上昇がデジタルデバイス事業の収益に寄与していることに加えて、デジタルエンジニアリング事業で日本サムスン、トーメンデバイス<2737.T>と共同で実施している国内大手メーカーに向けたプロジェクトのROM書き込み数量が増加していることが要因。また、ICTプロダクツ事業でテレワークソリューション事業及びデジタル関連機器事業が安定した成長をみせているほか、リテール向けビジネスの取り扱いが拡大していることも寄与する。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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