日東紡が堅調、台湾・南亜プラスチックとスペシャルガラスクロスの織布製造で協業


 日東紡績<3110.T>は寄り付き早々投資資金の攻勢が顕著で、1万4000円台を回復した。同社はガラス繊維(グラスファイバー)が売上高の大半を占める主力製品となっているが、生成AI市場の急拡大を背景にデータセンター内に設置されるAIサーバー向けで高水準の需要を獲得し、業績は絶好調に推移している。そうしたなか、前週末11月28日取引終了後、台湾・南亜プラスチックとスペシャルガラスクロスの織布製造で協業することを発表しており、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。生成AI関連需要の急拡大に対応し、27年には供給するガラスクロス全体の20%程度が南亜プラスチック製造の織布品になる予定という。

出所:MINKABU PRESS


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