東京株式(大引け)=17銭高、小反発も利上げ警戒し値下がり銘柄目立つ


 2日の東京株式市場は朝方こそ買い優勢で始まったもののその後は方向感を失い、後場は一貫して上げ幅を縮小する展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比17銭高の4万9303円45銭と小反発。プライム市場の売買高概算は21億3871万株、売買代金概算は5兆2278億円。値上がり銘柄数は471、対して値下がり銘柄数は1080、変わらずは58銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方は高く始まったものの上値の重い地合いだった。米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したリスクオフの流れを引き継ぐ形となったが、寄り付きの日経平均は前日に急落した反動でショートカバーが先行した。しかし、今月行われる日銀金融政策決定会合で利上げの可能性が意識されるなか、積極的に買いポジションを積み上げる動きはみられなかった。外国為替市場では1ドル=155円台後半まで円安方向に振れたものの、これをポジティブ視する動きは限定的だった。ただ、金利上昇が追い風となる銀行株には根強い買いが続いている。値下がり銘柄数は1000を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回り全体の67%の銘柄が下落した。売買代金は5兆円台をキープしたものの前日の水準を下回っている。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が上昇、フジクラ<5803.T>も堅調な推移をみせた。レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体主力株の一角が買い優勢だったほか、ファナック<6954.T>が物色人気となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクの上昇も目立つ。キヤノン電子<7739.T>が値上がり率トップとなり、日本電気硝子<5214.T>も値を飛ばした。JUKI<6440.T>、日本ガイシ<5333.T>も大幅高。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が大商いのなかも大きく売り優勢に傾き、東京電力ホールディングス<9501.T>の下げが目立つ。三菱重工業<7011.T>が軟調、三井海洋開発<6269.T>、三井E&S<7003.T>などの下げも目立つ。Link-Uグループ<4446.T>が値下がり率トップに売り込まれ、ユニチカ<3103.T>も急落。トリケミカル研究所<4369.T>、日東紡績<3110.T>なども大幅安。三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>も下落した。

出所:MINKABU PRESS


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