午後:債券サマリー 先物は反発、10年債入札は強めの結果に


 2日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。この日に財務省が実施した10年債入札は事前の警戒感が強かったものの、強めの結果になったことが分かると安心感が広がった。

 債券先物は前日に急落した反動から持ち高調整や値ごろ感を意識した買いが先行。日銀の植田和男総裁が1日の講演で12月会合での利上げ再開を示唆したことからマイナス圏に沈む場面もみられたが、下値では断続的に買いが入り売り一巡後は持ち直した。午後に入ると10年債入札の結果を手掛かりとした買いが流入し、引け間際には一時134円72銭まで上げ幅を拡大。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が4銭と前回(11月5日)の13銭から縮小し、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が3.59倍と前回の2.97倍を上回ったことで需給の引き締まりが意識されたようだ。

 先物12月限の終値は、前日比27銭高の134円70銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは午後3時時点で、前日に比べて0.010%低い1.855%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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