「フィジカルAI」が7位浮上、大手企業の動き相次ぐ<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「フィジカルAI」が7位に急浮上している。

 ファナック<6954.T>は1日、米エヌビディア<NVDA>と協業することを明らかにした。産業用ロボットのAI実装を推進する狙いがある。同日にはソフトバンク<9434.T>と安川電機<6506.T>が協業で合意し、覚書を締結したと発表。こちらもロボットとAIの融合に向けた取り組みを進めていく方針だ。

 こうしたAIを現実世界のモノに適用しようとする最先端の技術領域を「フィジカル(物理的)AI」という。製造業の新たな可能性を切り開く分野として足もと関心が高まっており、前述のように大手企業を中心に動きが活発化している。2日にはNTT<9432.T>が同分野に乗り出すべく、ロボットベンチャーのMujin(ムジン、東京都江東区)と資本・業務提携したことを明らかにした。

 主な銘柄はファナック、安川電に加え、川崎重工業<7012.T>やヤマハ発動機<7272.T>、不二越<6474.T>、ロボット用の減速機を手掛けるナブテスコ<6268.T>やハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が挙げられる。中小型では装着型ロボットを開発する菊池製作所<3444.T>やヒト型ロボットを手掛ける川田テクノロジーズ<3443.T>、ソフトバンクロボティクスと提携するアール・エス・シー<4664.T>のほか、AI関連のジーデップ・アドバンス<5885.T>や豆蔵<202A.T>、システム開発のCIJ<4826.T>、ロボット向け機器メーカーのテクノホライゾン<6629.T>、機械向け軸受けのヒーハイスト<6433.T>などが関連銘柄に位置づけられる。

出所:MINKABU PRESS


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